ビアードさんのパン★第191回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

ずーっと昔30年くらい前に、文化出版局から、『ビアードさんのパン』という本が翻訳出版されました。
そのとき、出版記念にムラカミは、雑誌『ミセス』のために、パンを制作撮影したのです。
ビアードさんは、アメリカで右に出る人がいないと言われるほどの料理の大家。
”ビアード食文化研究財団”を設立し、料理に意欲的に取り組む人々を毎年支援しています。

『ビアードさんのパン』のパンはどれをとってもおもしろい。
作る過程はワクワクドキドキ。
きょうはその中から”ライ麦パン”をご紹介します。

少々時間がかかります。

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<ビアードさんのライ麦パン>

[材料]

ライ麦粉(粗びき) 120g
水 120ml
塩 小さじ1/3
ヨーグルト 90g
強力粉 180g
塩 小さじ1
ドライイースト 小さじ1
キャラウェイシード 小さじ1
オリーブ油 小さじ1
玉ねぎ 1/2個(100g)(みじん切り)
打ち粉用の強力粉 適量

[作り方]

1) <パン生地>
 1. 樹脂容器に水と塩小さじ1/3、ライ麦粉を入れ、ふたをして、室温で5時間おく。
 2. 1にヨーグルトを加えて混ぜる。
 3. ボウルに強力粉、塩小さじ1、ドライイースト、キャラウェイシードを入れて混ぜ、
   2を加え、ひとかたまりになるまで混ぜる。
 4. 玉ねぎとオリーブ油を加え、手で力を入れてこね、ひとつにまとめる。
   ポリ袋に入れ、口をしばり、1時間以上室温におく(一次発酵)。または、冷蔵庫に一晩おきます。
2) <成形と発酵>
 1. まな板に打ち粉をして生地を取り出し、ゴムべらでおさえてガスを抜く。
   2等分して丸め、20分おく(ベンチタイム)。
 2. 10×15cmにのばし、三つ折りにし、合わせ目を閉じる。もう1本も同様にする。
 3. クッキングシートをしいた皿に並べ、電子レンジ弱(100~200W)で30秒、又は強で10秒加熱する。
 4. 3を取り出し、下にしいたクッキングシートごと天板に移し、等間隔に並べかえる。
   上にもクッキングシートをかけ、水で濡らしたペーパータオルをかけ、2倍の大きさに
   ふくらむまで温かいところに40分おく。
3) <焼き上げ>
 230度に温めたオーブンの下段で20分焼く。熱湯を刷毛で塗り、網の上で冷ます。

焼き上がり!

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翌日もそのまた翌日になってもおいしいパンです。

では又ね。
バイバイ
村上祥子

両面焼きのバンズ★第190回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

きょうは、ふわふわに焼き上がるバンズ!

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割合高温の200度で5分焼いて、下側がきつね色になったら、裏返して焼く。
これがポイント!

<両面焼きバンズ>

[材料] 15個分

強力粉 200g
水 140ml
バター 15g
塩 2g
砂糖 大さじ2
ドライイースト 小さじ2
打ち粉用の強力粉 適量

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[作り方]

1) <パン生地>
  1. 耐熱の樹脂容器に水とバターを入れ、ふたをしないで電子レンジ600Wで20秒加熱する。
    ほっぺたくらいの温かさになればよい。
  2. 取り出して混ぜて、バターを溶かす。塩、砂糖、ドライイースト、強力粉の1/3を加えて、
    はしで混ぜる。
  3. 残りの強力粉を加えて、はしで混ぜる。はしで持ち上げたとき、ひとかたまりになればよい。
  4. 電子レンジ弱(100~200W)で30秒、又は強で10秒加熱する。
  5. とり出してふたをおき、生地が2倍にふくらむまで温かいところに10~15分おく。
2) <成形と発酵>
  1. まな板に打ち粉をして生地を取り出し、ゴムべらでおさえてガスを抜く。15等分して丸める。
  2. クッキングシートをしいた皿に並べ、電子レンジ弱(100~200W)で30秒、又は強で10秒
    加熱する。
  3. 2を取り出し、下にしいたクッキングシートごと天板に移し、等間隔に並べかえる。
    上にもクッキングシートをかけ、水で濡らしたペーパータオルをかけ、2倍の大きさに
    ふくらむまで、温かいところに10~20分おく。
3) <焼き上げ>
  上側のクッキングシートとペーパータオルをはずし、刷毛で打ち粉をふりかけ、
  はさみで十字に切り込みを入れる。

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  200度に温めたオーブンの下段で5分、下側がきつね色になるまで焼く。裏返して、
  下段で5分焼く。

出来上がり!

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2月6日(土)、2月7日(日)お休みをいただきます。


では又ね
バイバイ
村上祥子

えびの天むす★第189回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

きょうは、<えびの天むす>はいかが?

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<えびの天むす>

[材料] 2人分

むきえび 60g
天ぷら粉(市販) 大さじ4
{A}
水 大さじ2
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
揚げ油 適量
ご飯(温かいもの) 300g
焼きのり(8枚切り) 6枚

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[作り方]

1) えびは背ワタをとる。かたくり粉大さじ1(分量外)をかけてもみ、水洗いし、アクを除く。
  ざるへあげ、ペーパータオルで水気をとる。
2) ボウルに天ぷら粉大さじ3をふるって入れ、{A}を加えて混ぜる。
3) ポリ袋に天ぷら粉大さじ1とえびを入れ、口を閉じてふる。
4) えびに{2}の衣をつけて、170℃の油で揚げる。
5) ご飯を6等分し、{4}を等分にのせ、小さくにぎり、のりで巻く。

熱いから気をつけて下さい。

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軽く握るほうがおいしいです!

では又ね。
バイバイ
村上祥子

節分の太巻きずし★第188回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

きょうは節分!”太巻きずし”はいかが。

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<太巻きずし>

[材料]  太巻き4本分(8人分)

<すし飯>
米 3カップ
昆布だし 3カップ
 ・水 3カップ強・・・10分浸す
 ・昆布 3㎝角1枚
みりん 大さじ1
合わせ酢
 ・酢 1/4カップ
 ・塩 大さじ1/2
 ・砂糖 大さじ2

<かんぴょう>
かんぴょう 20g
つけ汁 1/2カップ
 ・砂糖   大さじ3
 ・しょうゆ 大さじ2
 ・みりん   大さじ1

<卵焼き>
卵 2個
砂糖 大さじ2
酒 大さじ2
塩 小さじ1/6

<アナゴのかば焼き>
アナゴのかば焼き(市販品) 100g

<えびそぼろ>
無頭えび 70g
{B}
 ・砂糖 大さじ1と1/2
 ・みりん 大さじ1
 ・うすくちしょうゆ 小さじ1

<きゅうり> 1/2本(縦に)
塩 少々

焼きのり 4枚

[作り方]

<すし飯>
米をといで30分おき、昆布だし、みりんを加えて炊き、合わせ酢をふって5分おいてふくませ、
飯台やボウルにあけ、うちわであおいで急いで冷まし、つやのよいすし飯を作る。
4等分し、丸める。(1個260g)

<かんぴょう>
かんぴょうは水でぬらし、塩小さじ1をかけてもみ、しんなりしたら水洗い。
水2カップに浸してもどす。鍋にかんぴょうを移し、つけ汁を注ぎ、調味料を加え、
中火で煮汁が1/4になるまで煮ふくめる。

<卵焼き>
卵に調味料を加えて混ぜ、卵焼きを作り、1㎝角の棒状に切る。

<アナゴのかば焼き>
アナゴのかば焼きは電子レンジ600Wで1分加熱して、4等分に切る。

<えびそぼろ>
えびの殻と背ワタをとって軽くゆで、フードプロセッサーにかけ、{B}で炒りつける。

<きゅうり>
きゅうりは塩で板ずりし、縦に8等分し、塩をふってまぶしてしんなりさせる。

<仕上げ>
1) 巻きすの表を上にして広げ、のりをざらざらしている面を上にして、縦長におく。
2) すし飯260gを、のりの上方1.5㎝ほどをのりしろのために残して、全体に広げる。
  すし飯の中心の少し手前にかんぴょうを置き、卵焼き、アナゴ、きゅうり、
  えびそぼろの順にのせる。
3) 巻きすを持ち上げ、具を指で押さえながら、手前側のすし飯を向こう側のすし飯の端に
  合わせて巻き、巻きすの上から押さえて形を整え、1.5㎝幅に包丁で切る。

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こんな風に巻きます。

では又ね。
バイバイ
村上祥子

焼き豚とソーセージの根菜ポトフ★第187回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

きょうは、市販の焼き豚(ブロック)とソーセージで作る、ポトフはいかがですか。

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焼き豚はかたまりのまま使います。

<焼き豚とソーセージの根菜ポトフ>

[材料] 2~3人分

焼き豚(ブロック) 1個(200g)
ソーセージ 6本(90g)
ごぼう 100g
大根 100g
にんじん 100g
春菊 1/2ワ(100g)
水 3カップ

[作り方]

1) ごぼうは2㎝長さに、大根、にんじんは2㎝角に切る。
  ごぼうは水に5分浸してアクを除き、ざるへあげる。
2) 鍋に{1}、焼き豚、ソーセージを入れ、水を注ぎ、火にかける。
  煮立ってきたら弱火にし、20~30分、根菜がやわらかくなるまで煮る。
  春菊を2つに切って加え、ひと煮して火をとめる。
  *焼き豚やソーセージから出る塩分とうま味で、調味料は不要。
   コショウをふるくらいで。

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カンタンでいいでしょっ!

では又ね。
バイバイ
村上祥子

焼き肉サラダ★第186回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

きょうは、<焼き肉サラダ>をご紹介します。

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<焼き肉サラダ>

[材料] 2人分

レタス 1/2個
サニーレタス 3枚
プチトマト 6個
青じそ 3枚
玉ねぎ 1/8個
牛切り落とし肉 100g
サラダ油 大さじ1
焼き肉のたれ(市販品) 大さじ2

[作り方]

1) レタスとサニーレタスは冷水でパリッとさせ、一口大にちぎる。
2) プチトマトはへたをとって、二つに切る。
3) 青じそは細切りにし、玉ねぎは薄切りにし、冷水に放して水を切る。
  {1}{2}{3}を器に盛る。
4) フライパンを温め、サラダ油を流し、牛肉を強火で炒め、焼き肉のたれを加えてからませ、
  野菜の上にのせる。

炒めた牛肉の余熱で野菜はしんなり。

では又ね。
バイバイ
村上祥子

ソーセージパン★第185回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

きょうは、『ソーセージ イン ブランケット』
毛布にくるまれたソーセージというかわいい名前のパンを、ご紹介します。

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<ソーセージパン>

[材料] 6個分

<パン生地>
強力粉 100g
牛乳(または水) 85ml(65~90ml・牛乳の量は小麦粉により調整)
無塩バター 小さじ2(8g)
塩 小さじ1/6(1g)
砂糖 大さじ1(9g)
ドライイースト 小さじ1(4g)
打ち粉用の強力粉 適量
ウインナーソーセージ 6本

[作り方]

1)<パン生地>
   ①耐熱の樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ふたをしないで電子レンジ600Wで20秒加熱する。
    ほっぺたくらいの温かさになればよい。
   ②取り出して混ぜて、バターを溶かす。塩、砂糖、ドライイースト、強力粉の1/3を加えて、
    はしで混ぜる。
   ③残りの強力粉を加えて、はしで混ぜる。はしで持ち上げたとき、ひとかたまりになればよい。
   ④電子レンジ弱(100~200W)で30秒、又は強で10秒加熱する。
   ⑤とり出してふたをおき、生地が2倍にふくらむまで温かいところに10~15分おく。
2)<成形と発酵>
   ①まな板に打ち粉をして生地を取り出し、ゴムべらでおさえてガスを抜く。
    両面、まわりに打ち粉をまぶす。6等分して丸め、手のひらで平らにおさえ、
    ソーセージをのせて、生地をのばしながら包む。

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   ②クッキングシートをしいた皿に並べ、電子レンジ弱(100~200W)で30秒、
    又は強で10秒加熱する。
   ③②を取り出し、下にしいたクッキングシートごと天板に移し、等間隔に並べかえる。
    上にもクッキングシートをかけ、水で濡らしたペーパータオルをかけ、
    2倍の大きさにふくらむまで、温かいところに10~20分おく。
3)<焼き上げ>
  上側のクッキングシートとペーパータオルをはずし、刷毛で打ち粉をふりかけ、
  160度に温めたオーブンで15~20分、きつね色になるまで焼く。

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では又ね。
バイバイ
村上祥子

野沢菜パン★第184回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

1月20日(水)の冷蔵パン生地で、<野沢菜パン>はいかが?
オーブントースターで焼きました!

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<野沢菜パン>

[材料]  2個分

<パン生地>
強力粉     100g
牛乳(または水)  85ml(65~90ml・牛乳の量は小麦粉により調整)
無塩バター     小さじ2(8g)
塩         小さじ1/6(1g)
砂糖        大さじ1(9g)
ドライイースト   小さじ1(4g)
打ち粉用の強力粉  適量
野沢菜漬け(みじん切り)  30g

[作り方]

まず生地を作ります。
1月20日付の冷蔵パン生地がない場合。

<パン生地>
1) 「パックスタッフR」角大に牛乳とバターを入れ、ふたをしないで
  牛乳がほっぺたくらいの温かさになるまで電子レンジ600Wで20秒加熱する。
2) 取り出して混ぜて、バターを溶かす。
  塩、砂糖、ドライイースト、強力粉の1/3を加えてはしで混ぜる。
  残りの強力粉を加えて、はしで混ぜる。
4) 電子レンジ弱(100~200W)で30秒、又は強で10秒加熱。
5) とり出してふたをおき、生地が2倍にふくらむまで温かいところに10~15分おく。(一次発酵)

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<成形と発酵>
1) まな板に打ち粉をして生地を取り出し、ゴムべらでおさえてガスを抜く。
  みじん切りの野沢漬けを加え、2等分する。
  切り口を中に巻き込むようにして丸く形を整え、10×8cmにめん棒でのばし、
  くるくると巻く。とじ目は指先でつまんでしっかり合わせる。
2) クッキングシートをしいた皿に{1}をのせる。
  電子レンジ弱(100~200W)で30秒加熱する。

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3) 取り出し、すぐアルミホイルをしいた天板にのせ、オーブントースターで20分ほど焼く。
  オーブントースターは、上側の火が近いので、始めからホイルをかぶせます。
  最後の5分はホイルをはずして焼き色をつけます。

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では又ね。
バイバイ
村上祥子

鎮国ボウロ★第183回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

きょうは、<鎮国ボウロ>はいかが?
あんこの入らないおまんじゅう。
京都の松葉ボウロのようなお味!
ミルクティとぴったり!

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<鎮国ボウロ>

[材料]  
<生地>50個分
{A}
薄力粉 500g
重曹 小さじ2
ベーキングパウダー 大さじ2
卵 1個
砂糖 大さじ1
卵黄 1個
酢 大さじ1
コンデンスミルク 1缶(400g)
バニラエッセンス 小さじ1/4
  グラニュー糖 適量

[作り方]
<生地>
1) {A}は合わせて、二度ふるっておく。
2) ボウルに卵1個を割り入れ、砂糖を加えて湯せんにかけ、4倍量になるまで泡立てる。
  湯せんをはずし、冷めるまで泡立てる
3) {2}に卵黄と酢を加え、コンデンスミルク、バニラエッセンスを加え、{A}を加えて混ぜる。
  耳たぶていどのかたさになる。
<仕上げ>
1) <生地>20gを丸めて、グラニュー糖をまぶしつけて、160℃に温めたオーブンの中段で
  12~15分焼く。

エ~ッ!!50個分!?
これが一番残りもののでない分量です。

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冷凍しておき、好きなときに焼く!でも。

では又ね。
バイバイ
村上祥子

扁炉(ピェンロウ)★第182回★

”おひとりさまごはん”の皆様、お元気ですか。
空飛ぶ村上祥子です。

1月11日(月)白菜と豚バラ肉だけの<扁炉(ピェンロウ)>をご紹介しました。
きょうは、本家本元ではこのように!の扁炉をご紹介します。

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<本家本元の扁炉(ピェンロウ)>

[材料] 3~4人分

白菜 1/2個(1500g)
豚バラ肉(薄切り)  100g
鶏もも肉       200g
干ししいたけ    3~4個
春雨(乾)   50g
水 1/4カップ
他に、塩、一味唐辛子、ごま油

[作り方]

1) 白菜は縦半分に切り、長さを4等分する。
  豚バラ肉は4~5cm幅に、鶏もも肉は6~8個に切る。
2) 圧力鍋に白菜の1/2量を入れ、豚肉と鶏肉、しいたけの軸を折り取ってのせ、残りの白菜をのせる。水を注ぎ、ふたをする。
3) 中火で加熱し、圧がかかったら、弱火で2分加熱する。
4) 圧が下がったら、ふたをとり、春雨(乾)を加え、ひと煮する。
5) 各自の器に塩小さじ1/2、ごま油小さじ1、一味唐辛子少々を入れ、
  煮汁1/2カップで溶き、白菜や豚肉などを取り分けて食べる。

できあがり!

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あなたは、1/11派? 1/19派?

では又ね。
バイバイ
村上祥子