禅寺の白黒ご飯

[材料]2人分

温かいご飯 茶わん3杯分
ごま油 大さじ1
赤唐辛子 1/2本

{A}
塩、こしょう 各少々
しょうゆ 大さじ1

[作り方]
1) 赤唐辛子は種を出し、斜め薄切りにする。
2) フライパンにごま油を熱し、{1}とご飯1杯分を入れ、ご飯を切るようにして炒める。
油が回ったら{A}を加えて炒め、火を止める。
3) 茶わんに残りのご飯を盛り、{2}の黒ご飯をのせる。

レンジご飯

[材料]
2人分

米 1カップ(160g)
水 1.3カップ(260ml)

[作り方]
【1】直径21.5cmの耐熱ガラスのボウルに、
洗った米を入れ、水を注ぎ、両端を少しずつあけてラップをする。

【2】電子レンジ600Wで5分加熱。沸とうしてきたら、
弱(150~200W)に切りかえて12分加熱。

【3】とり出して、5分間蒸らす。

<なぜ?>
米を浸水時間なしで電子レンジで炊きます。
米は15.5%の水分を含みます。
電磁波の電極の動きは1秒間に
24億5000万回も向きをかえるほど速いのですが、
分子量の小さな水の分子は、電極の変化についていくのにぴったり。
電磁波が米粒の中の水分と煮汁の水分の両方に同時にあたります。
いうなれば、米粒は内からも外からもダブル加熱されるようなもの。
浸水時間ゼロでもふっくらと炊けるわけです。
ブラックホールのような炊飯器から出るご飯を食べている子どもにとって、
耐熱ボウルの中で、米がご飯に変わっていく様子を観察することは
大きなオ・ド・ロ・キ。マジックです。
その上、炊き上がったご飯の水分含量は玄米でも胚芽精米でも白米でもジャスト60%。
これは私たちの肉体の水分量とまったく一致するのです。
米を洗ったらざるに上げて30分たってから炊く、
ということが身についている大人にとっても目からうろこの手品です。

チーズおにぎり

[材料]
2人分

麦ごはん(温かいもの) 150g
ピザチーズ 25g(こまかく刻む)
サラダ油 小さじ1

[作り方]
【1】麦ごはんにチーズを混ぜる。

【2】手のひらに水をつけて、塩少々(分量外)をぬり、
【1】をひとまとめにしてのせ、直径9~10cmの円形のおにぎりにする。

【3】フライパンにサラダ油を流し、【2】をのせる。
ふたをして、弱火で加熱。
3分たったらふたをとって、そっと押してみてスルリと動くようだったら、ターナーで裏がえす。

【4】ふたをもどし、3分焼く。
表面がこんがりきつね色になったら、火を止める。
中のチーズもとけておいしい。

玄米ごはん

[材料]
2人分

玄米 1カップ(160g)
水 2カップ(400ml)

[作り方]
【1】耐熱ボウルに玄米を加え、水を注ぐ。
両端を少しずつあけてラップをする。

【2】電子レンジ600Wで10分沸騰してくるまで加熱する。
目をはなさずに庫内の状況を見ていて、沸騰したら、
弱加熱(150~200W)に切りかえて、20分加熱する。

【3】とり出して、20分間蒸らす。

★発芽玄米(ドライタイプ)1カップ炊くときの水の量は、
350mlになる。
沸騰までの時間は、8分程度。

★ムラカミのホームページに一番多い問い合わせは、
玄米ごはんの炊き方!
カナダやオーストラリアからもきます。

圧力鍋ごはん

[材料]
2人分

米 1合(150g)
水 180ml

[作り方]
【1】米を洗って、ざるへ上げる。

【2】圧力鍋に米と水を入れ、ふたをして、強火で加熱する。

【3】圧がかかったら、弱火にして1分加熱。火をとめる。

【4】5分たったら、残っている蒸気を抜いて圧を下げてふたをあける。

★白米と水は、1:1の割合で。
米の量が1合以下のときは、水の量を米の量の1.2倍にする。

★米の量がふえても、沸騰後の弱火の加熱時間はかわらない。