りんごのライ麦パン

[材料]
8cm×8cmのもの 4個分

<ライ麦パン生地>
強力粉 80g
細挽きライ麦粉 20g
牛乳 75ml
バター 小さじ2(8g)
塩 小さじ1/5(1g)
砂糖 大さじ1(9g)
ドライイースト 小さじ1(4g)

打ち粉用の細挽きのライ麦粉 適量
りんご(紅玉) 1個
砂糖 大さじ2
レモンの絞り汁 大さじ1/2
スライスアーモンド 小さじ2
グラニュー糖 少々

[作り方]
【1】りんごは、1/4個は皮つきのまま、残りは皮をむき、しんをとり、幅5mmのくし形に切る。耐熱ボウルに移し、砂糖とレモン汁をかける。
両はしを少しあけてラップをして、電子レンジ600Wで2分加熱。
ラップをはずして1~2分加熱して煮つめて冷ます。

【2】直径14cmの耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ラップをかけずに、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。
とり出して、泡立て器でバターを溶かす。
ドライイースト、塩と砂糖を加え、はしで混ぜる。
強力粉の1/3量を加えて、なめらかになるまで混ぜる。
残りの強力粉を加えて、はしで混ぜる。
はしで持ち上げたとき、ひとかたまりになればよい。

【3】打ち粉をしたまな板に生地をのせ、ゴムべらで生地を押さえてガスを抜き、4等分し、それぞれ丸める。

【4】生地1個を直径12cmの円形にのばし、両端1/3ずつを内側に折りかえして重ね、残りの両端も内側に折りかえして押さえる。
細長く形がととのったら、【1】のりんご1/4量をのせて、左右の生地を寄せて指でつまんでとじる。
上下をかえし、両手にはさんで形をととのえる。

【5】耐熱皿にクッキングシートをしいて【4】をのせ、電子レンジ弱(150~200W、又は解凍キー)で30秒加熱する。

【6】【5】の生地を天板にクッキングシートごと移し、クッキングシートをかぶせ、水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、2倍にふくらむまで、温かいところに10?20分おく。

【7】茶こしで打ち粉を軽くふって、ナイフの先にサラダ油をつけて、中央に1本切り目を入れる。スライスアーモンドをのせて、グラニュー糖をふりかける。

【8】200℃に温めたオーブンで切り目がはじけるように開き、もりあがった生地が充分きつね色になるまで15~20分焼く。

あんパン

[材料]
4個分

強力粉 100g
牛乳 75ml
バター 小さじ2
塩 小さじ1/5
砂糖 大さじ1
ドライイースト 小さじ1
打ち粉用の強力粉 適量
あん(市販品) 120g(4等分して丸める)
とき卵 少量
けしの実 少量

[作り方]
【1】700ml程度の耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ふたをしないで、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。
★樹脂容器は軽量なので、温まりかたが早い。耐熱ガラスボウルの場合は、時間を長くする。

【2】とり出して、泡立て器でバターを溶かす。
牛乳を温めるのは、バターが溶けやすくなり、イーストが活性化しやすくなるため。
このとき、牛乳が人肌(37℃)以上になったら、少し冷ます。
塩、砂糖、ドライイーストを加え、30秒ほどおく。
強力粉の1/3量を加えて、はしでなめらかになるまで混ぜる。

【3】残りの強力粉を加えて、ひとかたまりになるまで、はしで混ぜる。

【4】電子レンジ弱(150~200W)で30秒または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。
これで一次発酵終了。

【5】とり出してふたをのせ、室温に約10~20分、生地が2倍にふくれるまでおく。(ベンチタイム)

【6】打ち粉をしたまな板に生地をとり出し、下を返して全体に打ち粉をつけ、ゴムベラで押さえてガス抜きをする。

【7】生地を4等分し、切り口を中に巻き込むようにして丸く形を整え、閉じ目は指先でつまんでしっかり合わせる。
めん棒で直径10cmの円形にのばす。
あんをのせて、まわりを寄せて合わせ目をしっかりつける。

【8】クッキングシートをしいた耐熱皿に【7】をのせ、電子レンジ弱(150~200W)で30秒または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。

【9】クッキングシートごと天板に移し、等間隔に生地を並べ、上からもクッキングシートをかけ、その上に水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、室温に2倍の大きさになるまで10分ほどおく。(ベンチタイム)

【10】上側のクッキングシートとペーパータオルを除き、表面にとき卵をうすく刷毛でぬり、けしの実を中央にのせる。

【11】180℃に温めたオーブンで12~15分焼く。

★オーブントースターで焼く★

1.天板にホイルをしいて、2回目の電子レンジ発酵を終えたパン生地を並べる。上からもホイルをかぶせる。

2.強で15分焼く。全体が2倍にふくらみ、軽く焼き色がついたら、ホイルをはずし、好みの焼きかげんになるまで1?2分焼いて取り出す。

オーブントースターのパン焼きの一番のポイントは、はじめからホイルをかぶせて焼きはじめること。

ウインナーロール

[材料]
長さ8cmのもの8個分

<パン生地>
強力粉 100g
牛乳 75ml
バター 小さじ2(8g)
塩 小さじ1/5(1g)
砂糖 大さじ1(9g)
ドライイースト 小さじ1(4g)

打ち粉用の強力粉 適量
バジル(ドライ) 小さじ1
ウインナー 8個

[作り方]
【1】直径14cmの耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ラップをかけずに、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。

【2】とり出して、泡立て器でバターを溶かす。
ドライイースト、塩と砂糖、バジルを加え、はしで混ぜる。
強力粉の1/3量を加えて、なめらかになるまで混ぜる。

【3】残りの強力粉を加えて、はしで混ぜる。
はしで持ち上げたとき、ひとかたまりになればよい。

【4】電子レンジ弱(150~200W)で30秒かけて、弱い刺激を与える。
これで一次発酵終了。

【5】打ち粉をしたまな板にとり出し、ゴムべらで押さえてガス抜きをし、8等分し、丸く形をととのえる。

【6】めん棒で5×8cmにのばし、ウインナーをのせる。
生地をよせて包み、合わせ目はしっかりとじる。

【7】クッキングシートをしいた耐熱皿にのせ、電子レンジ弱(150~200W)で30秒かけて弱い刺激を与える。

【8】下にしいたクッキングシートごと天板に移し、間隔をあけて並べる。
上もクッキングシートをかけて、水で濡らしたペーパータオルをかけ、温かいところに約10分おいて、2倍の大きさにふくらませる。

【9】表面に軽く打ち粉をふる。
サラダ油をつけたナイフの先で斜めに3本切り目を入れる。

【10】200℃に温めたオーブンで15~20分、きつね色になるまで焼く。

カレーピロシキ

[材料]
6×8cmのもの6個分

<パン生地>
強力粉 100g
牛乳 75ml
バター 小さじ2(8g)
塩 小さじ1/5(1g)
砂糖 大さじ1(9g)
ドライイースト 小さじ1(4g)

打ち粉用の強力粉 適量

<フィリング>
牛ひき肉 100g
にんにく 1かけ(みじん切り)
玉ねぎ 50g(みじん切り)
春雨(乾) 20g(かためにゆでて、2cm長さに切る)
[A]
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
カレー粉 小さじ1
ウスターソース 大さじ1

キャベツ 100g(ラップに包み、電子レンジ600W1分加熱してみじん切り。かたく絞る)
ゆで卵 1個(みじん切り)
バター 大さじ1
揚げ油 適量

[作り方]
【1】直径14cmの耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ラップをかけずに、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。

【2】とり出して、泡立て器でバターを溶かす。
ドライイースト、塩と砂糖を加え、はしで混ぜる。
強力粉の1/3量を加えて、なめらかになるまで混ぜる。

【3】残りの強力粉を加えて、はしで混ぜる。
はしで持ち上げたとき、ひとかたまりになればよい。

【4】電子レンジ弱(150~200W)で30秒かけて、弱い刺激を与える。
これで一次発酵終了。

【5】フライパンにバターを溶かし、牛ひき肉、にんにく、玉ねぎを中火で炒め、火が通ったら、[A]、春雨を加え、汁がなくなるまで炒めて火をとめ、キャベツとゆで卵を加えて冷ます。

【6】打ち粉をしたまな板に生地をのせ、ゴムべらで押さえてガス抜きして6等分する。
切り口を中に巻き込むようにして丸く形を整え、閉じ目はつまんでしっかり合わせる。

【7】生地1個を直径12cmの円形にのばし、【5】の1/6をおき、両はしの中央の生地を持ち上げて合わせ、左右それぞれをしっかり閉じて、ぎょうざ型にして、手でおさえて平らにする。
残りも同様に作る。

【8】フライパンに油を注ぎ、140℃に温める。

【9】【7】を加え、2倍の大きさにふくらむまで、上下を返しながらきつね色になるまで揚げて、油をきる。

カレーパン

[材料]
6個分

強力粉 100g
牛乳 75ml
バター 小さじ2
塩 小さじ1/5
砂糖 大さじ1
ドライイースト 小さじ1
打ち粉用強力粉 適量

<カレーあん>
レトルトカレー(市販品) 1/2袋(105g)
強力粉 大さじ1
豆板醤 小さじ1/2

小麦粉・とき卵・パン粉 各適量
揚げ油 適量

[作り方]
【1】耐熱ボウルにレトルトカレー、強力粉、豆板醤を入れて、よく混ぜる。
ラップをして電子レンジ600Wで2分加熱し、取り出して混ぜ合わせて、十分に冷まし、かためのカレーに仕上げる。

【2】700ml程度の耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ふたをしないで、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。
★樹脂容器は軽量なので、温まりかたが早い。耐熱ガラスボウルの場合は、時間を長くする。

【3】とり出して、泡立て器でバターを溶かす。
牛乳を温めるのは、バターが溶けやすくなり、イーストが活性化しやすくなるため。
このとき、牛乳が人肌(37℃)以上になったら、少し冷ます。
塩、砂糖、ドライイーストを加え、30秒ほどおく。
強力粉の1/3量を加えて、はしでなめらかになるまで混ぜる。

【4】残りの強力粉を加えて、ひとかたまりになるまで、はしで混ぜる。

【5】電子レンジ弱(150~200W)で30秒または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。
これで一次発酵終了。

【6】とり出してふたをのせ、室温に約10~20分、生地が2倍にふくれるまでおく。(ベンチタイム)

【7】打ち粉をしたまな板に生地をとり出し、下を返して全体に打ち粉をつけ、ゴムベラで押さえてガス抜きをする。

【8】生地を6等分し、切り口を中に巻き込むようにして丸く形を整え、閉じ目は指先でつまんでしっかり合わせる。

【9】めん棒で直径10cmの円形にのばし、【1】のカレーあんの1/6をおく。
まず、中央のパン生地を持ち上げて合わせる。
その後、左右をとじ合わせる。手のひらで押さえて、平らにする。

【10】強力粉をつけ、とき卵をくぐらせ、パン粉をまぶす。

【11】フライパンに揚げ油を1.5cm深さ注ぎ、超低温(140℃)に温める。
【10】を加え、そのあと強火にし、2倍の大きさにふくらむまで、上下を返しながら火を通す。

【12】きつね色になったら、油をきる。

★焼きカレーパンにする時(作り方【9】の後、次の手順で)

【10】クッキングシートをしいた耐熱皿に【9】をのせ、電子レンジ弱(150?200W)で30秒または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。

【11】クッキングシートごと天板に移し、等間隔に生地を並べ、上からもクッキングシートをかけ、その上に水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、室温に2倍の大きさになるまで10分ほどおく。(ベンチタイム)

【12】【11】の上側のクッキングシートとペーパータオルをはずし、茶こしで表面に軽く強力粉をふって、180℃に温めたオーブンで12~15分焼く。

★オーブントースターで焼く★

1.天板にホイルをしいて、2回目の電子レンジ発酵を終えたパン生地を並べる。上からもホイルをかぶせる。

2.強で15分焼く。全体が2倍にふくらみ、軽く焼き色がついたら、ホイルをはずし、好みの焼きかげんになるまで1~2分焼いて取り出す。

オーブントースターのパン焼きの一番のポイントは、はじめからホイルをかぶせて焼きはじめること。

クリームパン

[材料]
6個分

強力粉 100g
牛乳 75ml
バター 小さじ2
塩 小さじ1/5
砂糖 大さじ1
ドライイースト 小さじ1
打ち粉用の強力粉 適量

<カスタードクリーム>
薄力粉 15g(ふるっておく)(大さじ1と1/2)
砂糖 30g
卵黄 2個分
バニラエッセンス 5滴
牛乳 2/3カップ

[作り方]
【1】耐熱ボウルに薄力粉、砂糖を入れて混ぜ、卵黄、バニラエッセンス、牛乳少々を加えて、なめらかになるまでねり混ぜる。
牛乳を少しずつ加えて溶き、ラップをして、電子レンジ600Wで2分加熱。
取り出して混ぜ、さらに600Wで1分加熱し、取り出して混ぜ、冷ます。
完全に冷めたら絞り袋につめておく。

【2】700ml程度の耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ふたをしないで、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。
★樹脂容器は軽量なので、温まりかたが早い。耐熱ガラスボウルの場合は、時間を長くする。

【3】とり出して、泡立て器でバターを溶かす。
牛乳を温めるのは、バターが溶けやすくなり、イーストが活性化しやすくなるため。
このとき、牛乳が人肌(37℃)以上になったら、少し冷ます。
塩、砂糖、ドライイーストを加え、30秒ほどおく。
強力粉の1/3量を加えて、はしでなめらかになるまで混ぜる。

【4】残りの強力粉を加えて、ひとかたまりになるまで、はしで混ぜる。

【5】電子レンジ弱(150?200W)で30秒または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。
これで一次発酵終了。

【6】とり出してふたをのせ、室温に約10?20分、生地が2倍にふくれるまでおく。(ベンチタイム)

【7】打ち粉をしたまな板に生地をとり出し、下を返して全体に打ち粉をつけ、ゴムベラで押さえてガス抜きをする。

【8】生地を6等分し、切り口を中に巻き込むようにして丸く形を整え、閉じ目は指先でつまんでしっかり合わせる。
めん棒で直径10×12cmのだ円形にのばす。

【9】生地をたて長におき、周囲に刷毛で水をぬる。
奥の部分にカスタードクリームの1/6をのせて、手前の生地をむこう側にかさねて、合わせ目は指でつまんで閉じる。

【10】クッキングシートをしいた耐熱皿に【9】をのせ、電子レンジ弱(150?200W)で30秒加熱、または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。

【11】クッキングシートごと天板に移し、等間隔に生地を並べ、上からもクッキングシートをかけ、その上に水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、室温に2倍の大きさになるまで10分ほどおく。

【12】クッキングシートとパーパータオルをはずし、刷毛で打ち粉をし、180℃に温めたオーブンで12?15分焼く。

★オーブントースターで焼く★

1.天板にホイルをしいて、2回目の電子レンジ発酵を終えたパン生地を並べる。上からもホイルをかぶせる。

2.強で15分焼く。全体が2倍にふくらみ、軽く焼き色がついたら、ホイルをはずし、好みの焼きかげんになるまで1?2分焼いて取り出す。

オーブントースターのパン焼きの一番のポイントは、はじめからホイルをかぶせて焼きはじめること。

ブリオッシュ

[材料]
直径5.5cmのホイルケース型6個分

強力粉 85g
薄力粉 15g
牛乳 30ml
バター 20g
塩 小さじ1/5
砂糖 20g
ドライイースト 小さじ1
とき卵 小1個(50g)
打ち粉用の強力粉 適量
とき卵 少量

[作り方]
【1】ホイルケース型の内側に薄くバターを塗っておく。

【2】フードプロセッサーに強力粉と薄力粉、塩、砂糖、ドライイーストを入れて混ぜ、バターを加えて粉チーズ状になるまで回す。

【3】牛乳と溶き卵を加え、なめらかになるまで混ぜる。

【4】耐熱樹脂容器に移し、電子レンジ弱で30秒、または強(600W)で10秒加熱し、一次発酵する。

【5】とり出してラップをかけ、2倍にふくらむまで約30分室温におく。

【6】ゴムべらで生地をつぶしてガス抜きをして、打ち粉をしたまな板の上に取り出す。

【7】ゴムべらで6分割して、手で丸め、ホイルケース型に入れる。

【8】耐熱皿に並べ、電子レンジ弱(150~200W)で1分加熱。
★アルミケースに入れているので、電磁波が弱くなり、加熱時間が長くなる。

【9】とり出して、クッキングシートをかぶせ、その上に水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、室温に20~30分おいて、約2倍の大きさにふくらませる(ベンチタイム)。
これで二次発酵終了。

【10】カバーをとってとき卵をぬり、天板に乗せ、180℃に温めておいたオーブンで15?20分焼く。

★オーブントースターで焼く★

1.天板にホイルをしいて、2回目の電子レンジ発酵を終えたパン生地を並べる。上からもホイルをかぶせる。

2.強で15~20分焼く。全体が2倍にふくらみ、軽く焼き色がついたら、ホイルをはずし、好みの焼きかげんになるまで1?2分焼いて取り出す。

オーブントースターのパン焼きの一番のポイントは、はじめからホイルをかぶせて焼きはじめること。

くるみパン

[材料]
直径7cmのリング型4個分

強力粉 100g
牛乳 75ml
バター 小さじ2
塩 小さじ1/5
砂糖 大さじ1
ドライイースト 小さじ1
くるみ 8粒(粗みじん切り)
打ち粉用の強力粉 適量

[作り方]
【1】700ml程度の耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ふたをしないで、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。
★樹脂容器は軽量なので、温まりかたが早い。耐熱ガラスボウルの場合は、時間を長くする。

【2】とり出して、泡立て器でバターを溶かす。
牛乳を温めるのは、バターが溶けやすくなり、イーストが活性化しやすくなるため。
このとき、牛乳が人肌(37℃)以上になったら、少し冷ます。
塩、砂糖、ドライイーストを加え、30秒ほどおく。
強力粉の1/3量を加えて、はしでなめらかになるまで混ぜる。

【3】残りの強力粉とくるみを加えて、ひとかたまりになるまで、はしで混ぜる。

【4】電子レンジ弱(150~200W)で30秒または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。
これで一次発酵終了。

【5】とり出してふたをのせ、室温に約10~20分、生地が2倍にふくれるまでおく。(ベンチタイム)

【6】打ち粉をしたまな板に生地をとり出し、下を返して全体に打ち粉をつけ、ゴムベラで押さえてガス抜きをする。

【7】生地を4等分し、切り口を中に巻き込むようにして丸く形を整え、閉じ目は指先でつまんでしっかり合わせる。

【8】クッキングシートをしいた耐熱皿に【7】をのせ、電子レンジ弱(150?200W)で30秒または強(600W)で10秒加熱し、弱い刺激を与える。

【9】クッキングシートごと天板に移し、等間隔に生地を並べ、上からもクッキングシートをかけ、その上に水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、室温に2倍の大きさになるまで10分ほどおく。(ベンチタイム)

【10】 【9】の上側のクッキングシートとペーパータオルをはずし、茶こしで表面に軽く強力粉をふって、180℃に温めたオーブンで12~15分焼く。

★オーブントースターで焼く★

1.天板にホイルをしいて、2回目の電子レンジ発酵を終えたパン生地を並べる。上からもホイルをかぶせる。

2.強で15分焼く。全体が2倍にふくらみ、軽く焼き色がついたら、ホイルをはずし、好みの焼きかげんになるまで1~2分焼いて取り出す。

オーブントースターのパン焼きの一番のポイントは、はじめからホイルをかぶせて焼きはじめること。

クロワッサン

[材料]
4個分

強力粉 75g
薄力粉 25g
牛乳 75ml
バター 小さじ2(8g)
塩 小さじ1/5(1g)
砂糖 大さじ1(9g)
ドライイースト 小さじ1(4g)
打ち粉用の強力粉 適量
バター(有塩・折り込み用) 40g

[作り方]
【1】耐熱樹脂容器に牛乳とバターを入れ、ラップをかけずに電子レンジ600Wで20秒加熱する。
とり出して牛乳が37℃に温まっていることをたしかめる。

【2】はしで混ぜて、バターを溶かす。
ドライイーストを加え、はしで散らす。
塩と砂糖を加え、泡立て器で軽く混ぜる。
強力粉と薄力粉を合わせてふるい、1/3量を加えて、だまにならないように混ぜる。

【3】残りの粉を加えて、はしでぐるぐると混ぜる。
はしで持ち上げたとき、ひとかたまりになればよい。

【4】電子レンジ弱(100~200W)で30秒かけて弱い刺激を与える。これで一次発酵終了。
とり出して、ふたをして26~27℃の温かいところに約10分、生地が2倍にふくれるまでおく。(ベンチタイム)

【5】冷蔵庫から出したてのバターをクッキングシートにはさみ、めん棒でたたいて7cm角にする。

【6】まな板に打ち粉をして、一次発酵のすんだ<基本のパン生地>を取り出してのせ、めん棒で生地の中央を厚く残し、四方に生地をのばす。

【7】中央の高い部分に【6】のバターをのせ、生地の縁に刷毛で水を塗る。
余分な粉を払い落としながら、角を折ってバターを包む。
最後にバターにそって生地を押さえ、空気が入らないようにきっちり包む。
指先でつまんで、しっかり合わせる。

【8】両面に打ち粉をし、めん棒を中央に置いて上と下に4回ずつ押さえてのばす。
裏返して同様にのばし、3倍の長さにする。

【9】手前の1/3を内側に折り、向こう側を手前に折って三つ折りにする。

【10】生地を90度回して置き、【8】【9】の作業をさらに2回くり返す。冷凍室で20分おく。

【11】打ち粉をしたまな板に生地を置く。めん棒で長方形にのばし、4枚の三角形を作る。

【12】めん棒で中央から角に向かって厚さ2にのばし、長さ約18cmのタワー形にする。

【13】生地を左右にひっぱり、のばし気味にくるくると巻いていく。
巻き終わりを下にし、両端を内側に曲げて先を重ね、水をつけてしっかり留める。

【14】クッキングシートをしいたターンテーブルに並べ、電子レンジ弱(100~200W)で30秒加熱する(二次発酵)。
取り出してクッキングシートごと天板に移し、クッキングシートと水で濡らしたペーパータオルをかけ、2倍にふくらむまで室温に5分おく。

【15】クッキングシートとペーパータオルをとって、200℃のオーブンで倍にふくれて、きつね色になるまで10~12分焼く。

【16】取り出して、乾燥防止に溶かしバター(分量外)を刷毛で塗る

コーンブレッド

[材料]
長さ7cm惰円形のもの6個分

強力粉 70g
コーンミール(粗びき) 30g
牛乳 100ml
バター 小さじ2
塩 小さじ1/5
砂糖 大さじ1
ドライイースト 小さじ1
打ち粉用のコーンミール 適量
サラダ油 大さじ1

[作り方]
【1】700ml程度の容量の耐熱樹脂ボウルに牛乳とバターを入れ、ラップをかけずに、電子レンジ600Wで20秒加熱し、人肌程度に温める。

【2】泡立て器でバターを溶かす。
牛乳が人肌ていどになっていることをたしかめて、ドライイースト、塩、砂糖、強力粉の1/2量を加え、そのつどはしで混ぜる。

【3】残りの強力粉とコーンミールを加えて、はしで混ぜる。

【4】ラップはしないで電子レンジ弱(150~200W)で30秒加熱。

【5】電子レンジから取り出した生地はとてもやわらかいので、容器から取り出さないで、ふたをおき、倍にふくれるまで20分おく。

【6】フライパンを温め、サラダ油を流す。
1/6ずつ大さじですくってフライパンにのせ、ふたをして、弱火で4分焼く。

【7】上下をかえし、スプーンの背でおさえてふたをしてさらに4分焼く。