ブロッコリーとコンビーフのショウガあん

【材料2人分】
ブロッコリー1個(150g)/コンビーフ小1缶(100g)/ショウガオイル漬け大さじ1/片栗粉小さじ1
【作り方】
①ブロッコリーは小房に分ける。コンビーフは1.5cm角に切る
②フライパンに水1カップ、しょうゆ小さじ2、①とショウガオイル漬けを入れて火にかけ、ブロッコリーに火が通ったら、倍量の水で溶いた片栗粉でとろみを付けて火を止める。

貝柱と大根のピリ辛あえ

【材料2人分】
貝柱(生食用)40g/大根100g/バターピーナツ大さじ1/刻み赤唐辛子少々/ショウガオイル漬け(20日付参照)小さじ1
【作り方】
①貝柱はペーパータオルに挟んで水気を取り、1cm角に切る
②ピーナツはポリ袋に入れ、麺棒などでたたいて粗く砕く
③大根は5cm長さの千切りにする④ボウルに③を入れ、塩少々を振ってもみ、少ししんなりたら、搾らずにショウガオイル漬けと赤唐辛子、①、②を加えて混ぜる。

ショウガオイル漬け

【材料=250ml容量の瓶1個分】
ショウガ100g/オリーブ油100ml
【作り方】
暑さで食欲減退するのをカバーするため、新ショウガでオイル漬けはいかが。
不飽和脂肪酸を多く含むオレイン酸豊富なオリーブ油、オメガ3系脂肪酸のアマニ油やエゴマ(シソ)油がお薦めです。
①ショウガは丁寧に洗って水気を拭く。新ショウガは皮付きで、ひねショウガは汚れている部分だけ除き、3cm角に切ってフードプロセッサーでみじん切りにする
②瓶に移し、ふたはしないで電子レンジ600Wで1分加熱する③取り出してオリーブ油を注ぎ、ラップを丸めて落としぶた代わりにのせ、ふたをする。
常温で1年間保存できる。
開封したら冷蔵で保存する。オリーブ油は冷蔵で固まるが、効果に変化はない。
みそ汁、香の物、おひたし、卵かけご飯にどうぞ。

手羽先とカボスのコラーゲンスープ鍋

【材料2人分】
鶏手羽先300g/長ネギ5cm/ローリエ1枚/ショウガの薄切り2枚/シメジ1パック/長ネギ1本/白だし(市販品)

大さじ3/カボス1/2個
【作り方】
コラーゲンたっぷりのスープストック(だし)を作り、カボスを浮かべた鍋仕立てに。
鶏特有のにおいを消すため、ネギ、ショウガ、ローリエを使います。
①鍋に熱湯を沸かし、手羽先を30秒ほど湯通しして冷水に取り、ぬめりを落とす
②圧力鍋に①を移し、長ネギ5cm分、ショウガ、ローリエを加え、水1.2Lを注ぎ、ふたをして火にかける
③圧がかかったら弱火で20分煮て火を止め、圧が下がったらざるでこし、ストックと手羽先に分ける
④ストックは冷めたら一晩冷蔵し、上に浮いた黄色い脂をすくって除く
⑤手羽先の小羽は外し、手羽中の骨2本を抜いておく
⑥シメジはほぐす。長ネギは斜め薄切りにする
⑦カボスは半月切りにする
⑧鍋に④を300ml、白だし、⑤、⑥を入れて火にかけ、煮立ってきたら⑦をのせ、取り分けていただく。

膝・肘丈夫のゼラチン豚汁

【材料2人分】
豚ひき肉50g/サトイモ2個(正味100g)/ニンジン小1/2本(50g)/長ネギ10cm分(10g)/粉ゼラチン2袋(10g)

/みそ小さじ4
【作り方】
年を取ってくると膝の軟骨部分が減って歩くときに痛みが出たり、速度が遅くなったりします。
そんなときに助けになるのがタンパク質の一種のコラーゲンで、それを生成した食品がゼラチンです。
筋肉の合成に欠かせないロイシンを豊富に含む豚ひき肉も使って、豚汁を作ります。
①サトイモは皮をむき、ニンジンと共に乱切りにする。長ネギは小口切りにする
②鍋に水11/2カップを入れ、豚ひき肉と①を加えて火にかける
③煮立ってきたらあくを除き、中火にしてサトイモが軟らかくなるまで煮る
④ゼラチンを振り入れて溶かし、みそを溶き、ネギを加えて火を止める。

しらすの炊き込みご飯

【材料2人分】
米1合/しらす干し大さじ4(40g)/油揚げ(すし用)1枚(20g)/ニンジン小1/2本(50g)/レモン1/2個
【作り方】
①米は洗ってざるに上げる。油揚げはまず半分に切り、1cm幅に切る。ニンジンは4cm長さ、7mm角の棒状に切る
②炊飯器の内釜に米を入れ、しょうゆと酒各小さじ2を加え、水を1合の線まで注いで混ぜ、油揚げ、ニンジン、しらす干しをのせ、炊飯する
③蒸らしが終わったらレモンを搾りかけ、全体を混ぜる。

揚げないとろとろ軟らか麻婆ナス

【材料2人分】
ナス300g/豚ひき肉100g/おろしショウガ小さじ1/2/トウバンジャン小さじ1/2/片栗粉小さじ2/万能ネギの小口切り2

本分
【作り方】
ナス料理は驚くほど油を吸うので料理するのをためらいますが、電子レンジを使えば油は風味付けだけで済みます。
普通は「入れてチン」で出来上がりですが、ナス料理ばかりは2回チンがお勧めです。
①ナスはへたを落として縦2等分し、1cm幅の斜め切りにする
②耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで6分加熱する
③別のボウルに砂糖とサラダ油各小さじ2、しょうゆ大さじ2、おろしショウガ、トウバンジャン、片栗粉を入れ、熱湯1/2カップを加えて混ぜ、豚ひき肉を加えて混ぜる
④②のナスに③をかけ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジで3分加熱する。取り出して万能ネギをのせる。

梅干しおむすび

雑誌の連載、テレビ出演、単行本の打ち合わせなど、東京での仕事はできるだけ一度に済ませられるよう日程調整します。
そのため、持って行く資料もかなりの重量。帆布製のバッグを肩にかつぎ、ショルダーバッグ提げ、両手に荷物を持ち、合計16㎏ほど。朝、茶わん1杯分のご飯で2個の梅干しおむすびを作り、バッグにしのばせています。おむすびは偉大です。

元気回復・赤ジソジュース

【材料=出来上がり2L分】
赤ジソの葉100g/クエン酸大さじ1
【作り方】
エネルギー代謝が進み、夏の疲労回復に。冷凍でも冷蔵でも1年間保存できます。3倍に薄めて飲みます。
①赤ジソの葉は洗って鍋に入れ、水2Lを注ぎ、強火にかける。煮立った後も2分間強火で煮て、ざるでこす
②こした汁に砂糖500gとクエン酸を入れて溶かす
③冷めたら乾いた瓶に詰める。

フルーツゼリーのおやつマジック

【材料2人分】
粉ゼラチン1袋(5g)/食青ほんの少々/レモン汁小さじ1/氷4個/好みのフルーツ適量
【作り方】
冷蔵庫で冷やさずにゼリーを作る実験です。
問題「ゼラチンと水を電子レンジでチンしたものにレモン水を混ぜて、氷を入れて冷やすと?」。
答えは「A=氷が溶けて液が薄まる、B=氷が溶けて固まる」のうち、どちらでしょう。
①耐熱ボウルに水大さじ2を入れ、粉ゼラチンを加え、2分おいてふやかす。ラップはせずに電子レンジ600Wで20秒加熱して溶かす。
水70ml、砂糖大さじ2、レモン汁、食青を加えて混ぜる。
二つのガラス容器に等分に分け入れ、フルーツを加える
②氷を2個ずつ入れ、スプーンで混ぜると、ほら、固まった!
フルーツゼリーの出来上がり。ゼリーになるのは、氷が溶けて液の温度が下がり、ゼラチンが固まったため。写真はメロンとマンゴーを加えています。
答えはBでした!