Mont d’Or(モン・ドール)
フランスとスイスの国境に位置する、ジュラ山脈にある1,463mの山「モン・ドール」の名前を冠にしているチーズの一種。フランス側でもスイス側でも作られており、香りのよい“エピセア”(もみの木の一種)の樹皮で側面を巻き、エセピアの箱に入れて熟成させます。ウォッシュタイプで、表面はカビに覆われています。中身は流れるようにクリーミーなチーズ。最低でも1個500gはあり、1人分だけカットしてもらって購入するのは難しい。
① 中が若いときは、皮ごと切り分けて食べます。
② 中がトロトロになっていれば、スプーンですくってパンにのせて供します。
③ 中身を食べ終わったら、周りをアルミ箔で囲み、にんにく1かけを入れ、白ワインを1/3の高さまで注ぎ、180℃のオーブンで20分焼くと、皮もトロトロに仕上がります。パンに付けて、フォンデュのように食べます。
④ モン・ドールの中身を半分残し、にんにくを加え、ワインを注ぎ、パン粉をたっぷりかけ、パセリのみじん切りを振り、180℃のオーブンで20分焼く。チーズが増えたようにみえ、パーティが華やぐデラックスな一品になります。