春の酢キャベツ・おかかをかけて

[材料]1人分
酢キャベツ* 50g
しょうゆ 小さじ1/2
削りかつお 少々

[作り方]
1) 酢キャベツを器に盛り、しょうゆをかけ、削りかつおをのせる。

*<ムラカミ式酢キャベツの作り方>
[材料]出来上り酢キャベツ400g、漬け酢300?
キャベツ 500g
{A}
酢 150ml
砂糖* 60g
塩 小さじ1

*はちみつなら140g、きび砂糖、黒砂糖なら同量の60g使用

[作り方]
1) キャベツは5㎝長さのせん切りにし、ボウルに入れる。
2) 鍋に{A}を入れて火にかけ、煮立ったら火を止め、{1}に加える。
3) 常温まで冷まし、瓶や保存容器に移し、ふたをして一晩おく。翌日から食べられる。
※ 常温で1年間保存できる。冷蔵すると、酸味がまろやかになる。
※ 漬け酢が残った場合、新しくキャベツを刻んで漬けるとよい。漬け酢は煮立たせた方が早く漬かる。

【酢キャベツの健康効果】
ひととき話題になった「乳酸キャベツ」はキャベツを塩で漬けて乳酸を生み出し、腸内フローラを整えます。ですが、時間がかかりますし、うまく発酵せず、いやな臭いになったなどという方も多いようです。
「ムラカミ式酢キャベツ」は発酵調味料の酢に砂糖と塩を加えて加熱し、せん切りキャベツにかけたものです。これですと2~3時間で出来上がり、しかもおいしいのです。
腸内フローラが善玉菌優位になると短鎖脂肪酸がたくさん作り出されるようになります。この短鎖脂肪酸は腸壁のバリアを強くし、粘膜を丈夫にします。酢に含まれる酢酸は短鎖脂肪酸の一種ですから、酢が腸の酸性度を上げ、善玉菌の活動力をアップしてくれます。
「ムラカミ式酢キャベツ」には砂糖も入っています。
私たちが体内に持っているエネルギー代謝システムを、TCAサイクル(別名クエン酸回路)といいますが、酢にはTCAサイクルに必須の酢酸が含まれています。
エネルギーを効率よく作り出せるシステムの研究をラットで行ったところ、「酢に砂糖を加える、加えない」の実験で、砂糖を加えた方が代謝の効率が上がることがわかりました。砂糖が触媒のような働きをするのですね。
この砂糖は黒砂糖やきび砂糖などでもよいのですが、ブドウ糖を含んでいることが大事なポイントです。ダイエットシュガーやオリゴ糖ではTCAサイクルの効率が落ちるようです。また、砂糖を控えるにしても、半量までを目安にするとよいでしょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です