酢玉ねぎ

食べる万能薬 酢玉ねぎ
二大健康食材の最強コンビ!! 料理にも応用しやすいスーパー常備薬

赤玉ねぎで作れば、強い抗酸化作用で健康効果がさらにアップ

 



[材料] できあがり 850g  
たまねぎ  2個(正味 500g)
{A}    
 米酢(または穀物酢) 3/4カップ(150ml)  
 はちみつ 1/2カップ(140g)  
 水 1/4カップ  
 塩 小さじ1  
     

[作り方]
1) 玉ねぎは皮をむき、スライサーか包丁で薄切りにする。
2) 鍋に{A}を入れて火にかけ、煮立ったら火を止める。
3) 熱いうちに{1}に回しかける。常温まで冷まし、保存容器に移す。

※ 常温で約1年間保存できる。
※ 冷蔵すると酸味がまろやかになる。
※ 一日に50gは摂りたい。
※ 漬け込む必要はなく、30分後から食べられる。

二大健康食材の最強コンビ
改善5大効果

① 血液サラサラ
玉ねぎに含まれるイソアリインと酢の酢酸で血中脂肪をはがし、排出。血液の流れがよくなる結果、体のすみずみまで酸素と栄養分が補給され、体温が上がり、肌色がピンクに。

② 血糖値を下げる
玉ねぎに含まれるイオウ成分、硫化アリルはビタミンB1と結合し、アリチアミンという成分に変化。玉ねぎのあの黄色の成分フラボノイドが酢酸とともにインスリンの分泌を助け、血糖値の低下をはかります。

③ 腸内環境
玉ねぎを加熱すると甘くなるのは、豊富に含まれるオリゴ糖のおかげです。このオリゴ糖は人間が持ついかなる消化酵素でも分解できない、難消化性食物繊維。そこで生きたまま腸まで届き、善玉乳酸菌の代表、ビフィズス菌の食料になるのです。
ビフィズス菌が増殖し、腸内フローラ(環境)が整い、排便がスムーズに。便秘が改善されると、鼻炎やアレルギー症状がおさまることもあるのです。

④ 高血圧
玉ねぎに含まれるケルセチンはポリフェノールの一種で、高い抗酸化作用で知られています。体の免疫力を高め、血管内壁に付く脂肪を排出。血管がしなやかになり、血圧が下がるため、高血圧に有効な成分といわれています。 ケルセチンとともに酢酸を摂ることで、代謝が進み、余分な体脂肪を減らす効果もあり、体重も減っていきます。

⑤ 高コレステロール
コレステロールには悪玉(LDLコレステロール)と、善玉(HDLコレステロール)があり、両者のバランスがとれていることが大切ですが、最近はLDLコレステロールの高いコレステロール症を「脂質異常症」と呼ぶようになりました。
玉ねぎの辛味成分イソアリインやケルセチンはイオウ化合物ですが、これらは血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぎます。
また、酢酸には高めの血中総コレステロール値を下げることが検証されており、酢玉ねぎを1日50gたべることで、脂質異常症を改善することができるといわれています。

○補足 ダイエット、肌荒れ、老化防止
村上祥子の実習教室で、長く酢玉ねぎを教えてきましたが、今までに述べた改善効果が如実に現れるは当然のこととして、本人が気付かないうちに体重が少しずつ減り、体が締まり、動きが活発になる方が多くいらっしゃいます。肌のシミやくすみがとれて、若返る方も多く、これは玉ねぎに含まれるグルタチオンのせいではないかと考えています。

話題の”酢玉ねぎ”がパワーアップ!
黒砂糖・黒酢・ワイン酢・りんご酢で自分流にアレンジ♪



バージョンアップした酢玉ねぎ

■ はちみつの替わりに
① パルスイート(カロリー90%カット)20gを使う
50gあたり20kcal、塩分0.4g
パルスイートの正式名はフェニールアラニン。
甘みを呈するアミノ酸。酸味と合わせるとさわやかな甘味を呈する。
人間の体に必要とされるアミノ酸。低カロリーなので、糖尿病予備群にはおすすめ。
長期保存しても、透明感のある白色を呈する。

② 砂糖60gを使う
50gあたり32kcal、塩分0.4g
はちみつに比べて軽やかな甘味。
はちみつ同様、砂糖も体内で酢と出会うことでTCAサイクルに取り込まれ、エネルギー代謝が活発になり、疲労回復をサポート。

③ 黒砂糖60gを使う
50gあたり30kcal、塩分0.0g
黒砂糖のミネラルが甘味を強調するので、塩は不要

黒糖に含まれる主なミネラル(100g中)
カルシウム 240㎎
リン 31㎎
4.7㎎
カリウム 1,100㎎
マグネシウム 31㎎
亜鉛 0.5㎎
0.24㎎


■ 米酢の替わりに
④ 黒酢を使う
50gあたり39kcal、塩分0.3g
黒酢はアミノ酸を豊富に含む酢酸。
アミノ酸のうちでもグルタミン酸が多く、人間の体の構成成分にもなる。
グルタミン酸はうま味を呈するアミノ酸。口当たりのよい酢玉ねぎに。

⑤ リンゴ酢を使う
50gあたり37kcal、塩分0.3g
リンゴ酢はリンゴ果汁を原料に酢酸菌を作用させ、時間をかけて発酵熟成させたもの。
ほのかな甘味があり、胃腸の弱い方にはおすすめの酢。

⑥ ワインビネガーを使う
50gあたり37kcal、塩分0.3g
ワインビネガーはブドウ果汁を原料に酢酸菌を作用させ、時間をかけて発酵熟成させた酢。米酢(穀物酢)に比べて、酸度が1.5倍。
高めの血圧を下げ、高めの血中総コレステロール値を下げる働きがある。
スカッとした酸味の酢玉ねぎに仕上がる。

■ 玉ねぎの替わりに
⑦ 紫玉ねぎを使う
50gあたり39kcal、塩分0.3g
紫玉ねぎにはフィトケミカルの一種であるポリフェノール類のアントシアニンが含まれている。赤ワインでおなじみの成分で、目や肝臓の機能を向上し、動脈硬化の予防に効果があると言われている。


たまねぎパワーをもっと高める食べ合わせ
どんな料理にも使え、合わせる食材を選ばないので、 効果を知っていろいろ試して


+さば、いわし、まぐろ
たまねぎの血流サラサラ効果は、EPAを含むまぐろ、さば、いわしなどの青魚と一緒に摂ると、相乗効果が期待できます。

+根菜・きのこ
根菜類やきのこなどの食物繊維と摂れば、血糖値の上昇が抑えられるうえ、ダイエットや便秘の解消などにより効果的

+緑黄色野菜
緑黄色野菜と組み合わせれば、ビタミンやミネラルも摂れて栄養バランスがよくなります。


おすすめの組み合わせ
+ビタミンB1
【 スタミナをつけるなら 】
ビタミンB1は豚肉やレバー類、大豆製品などに豊富に含まれます。
たまんぎに含まれるアリシンと結びつくとアリチアミンが作られ、スタミナ増強に効果を発揮。

+ビタミンC・E
【 ケルセチンの抗酸化力をより高める 】
ビタミンCはブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜や、ジャガイモなどのいも類に豊富。
ビタミンEは植物油やアーモンドのどのナッツ類に多く含まれています。

+にんにく
【 がんの予防に欠かせないコンビ 】
にんにくはアメリカの国立がん研究所による「発がんを抑制する食品リスト」の上位に挙げられ、強い抗がん作用が認められています。
玉ねぎと合わせて最強タッグに。

+タウリン
【 疲労回復を高める 】
あさり、たこ、いかなど魚介類に含まれるタウリンには心臓機能の強化、貧血予防などの働きが。たまねぎ効果とともに血行促進、新陳代謝をよくして疲労回復の応援を。



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